2017.11.10

上山浩『弁護士が教えるIT契約の教科書』発刊

システム開発・運用に関するユーザー企業とITベンダーの間の紛争が後を絶たない。原因が契約書にある場合も少なくない。責任範囲が不明確だったり、常識に反する不合理な内容の契約は、紛争解決ルールとして役に立つどころか、むしろ紛争の原因となってしまう。
本書は、ユーザー企業のシステム部員や法務担当者に向けて、契約書に潜むリスクを見極めるためのチェックポイントや、「トラブルを未然に防ぐ」「トラブルが起きても円滑に解決できる」契約書にするための実践的なノウハウを解説している。
また、改正民法が2017年5月に成立したが、改正法ではシステム開発委託契約やクラウドサービス利用契約におけるユーザー企業とITベンダーの責任範囲などが大きく変わる。本書は2013年発行の『トンデモ“IT契約”に騙されるな 』(2013年発行)を基にしているが、民法改正をはじめとするシステム開発をめぐる最新動向についても解説が加えられている。

 

編著者 上山 浩
出版社 日経BP社

カバー帯あり_初校

 

出版社ウェブサイト: 日経BP社(外部リンク)