文化芸術やライブイベント産業に関わる舞台技術スタッフ事業において、これまで多くの事業取引で契約書の取り交わしを行ってきた方々は少ないのではないかと思いますが、現在、政府において、フリーランスへの業務発注時に、業務内容や報酬額目などを明記した書面である契約書や発注書の交付を義務づける、いわゆるフリーランス新法の検討が進められています。
また、2023年10月にはインボイス制度が導入されるにあたり、公正取引委員会から優越的地位の濫用に当たらないように受発注間で合意を得ることとの通達が出ていることからも、双方の合意を得た書面を残す必要性も生じてきています。
このような状況が迫る中、令和4年7月に文化庁から、契約書のひな型や解説等を含んだ「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン」が公表されました。その内容は文化芸術分野の一般的な内容であることから、舞台技術スタッフ事業へのローカライズしたひな型や解説が必要となります。
そこで、全国舞台テレビ照明事業協同組合(全照協)は、令和4年度文化庁委託事業「芸術家等実務研修会」として、舞台技術スタッフ事業を行う法人事業者・フリーランス事業者向けに、「これなら解る!! 適正な契約関係構築研修会」を開催いたします。
研修会は、全国各地の法人事業者・フリーランス事業者に対して、しっかりと情報を届けるために、全国10か所(北海道、宮城、埼玉、東京、愛知、石川、大阪、広島、福岡、沖縄)で開催いたします。研修会では、各講師が「難しい事を分かり易く」説明いたします。皆様のご参加お待ち申し上げます。
概要
開催日時 | : | 2023年3月15日(水) 14:00~16:30 (開場・受付時間:13:30) |
場所 | : | 【会場】札幌国際ビル貸し会議室 国際ホール(北海道札幌市中央区北4条西4-1 札幌国際ビル8階) |
講師 | : | 井上 拓 |
主催 | : | 全国舞台テレビ照明事業協同組合(全照協) |
全国舞台テレビ照明事業協同組合(外部リンク)