クラウドサービスを利用したシステム開発プロジェクトに関する紛争事案を教訓として、プロジェクトに解決困難な問題が発見された場合、ユーザー、ベンダーはどのような対応を取ることが望ましいかを説明します。
概要
開催日時 | : | 2024年10月23日(水)14:40~16:00 (講演2) |
場所 | : | 会場開催とオンライン配信の併用 |
講師 | : | 上山 浩 |
主催 | : | 金融情報システムセンター |
詳細
最近は金融機関でも、スクラッチでの開発案件は減少し、クラウドサービスを利用しつつ、一部をカスタマイズにより開発する案件が増えています。
この講演では、クラウドサービスはマルチテナントであるため、一部のユーザーがリソースを過度に占有しないよう様々な制約事項が設けられていますが、ベンダーがそれを十分意識することなく開発を進めた結果、多数の制約事項に抵触する事態に陥り、システムの完成が不可能になった、という裁判例を題材にして、クラウドサービスを利用する開発プロジェクトにおいて留意すべき点を解説します。
金融情報システムセンター(FISC)(外部リンク)